通貨ペアを選ぶポイントと、おすすめの通貨ペア!

取引する通貨ペア、なんとなく選んでいませんか?本当にその通貨ペアで、失敗しない取引ができますか? 今日は、通貨ペアを選ぶポイントと、おすすめの通貨ペアについてお話ししていきます!

そもそも「通貨ペア」とは?

FX取引は2つの通貨を交換する取引なので、必ず2つの通貨を扱います。
その通貨の組み合わせを「通貨ペア」と呼びます。

たとえば、米ドルと日本円だと「ドル/円」と表しますが、左側を「基軸通貨」、右側を「決済通貨」と呼びます。
このドル円の関係は「1ドル買うのに日本円でいくらかかるのか?」を示しています。
では、FX初心者が通貨ペアを選ぶポイントをお伝えします。ポイントは3つです!

  1. 取引量が多い
  2. スプレッドが狭い
  3. 情報が豊富

では順番に解説していきましょう!

取引量が多い

FX初心者は、ドルや円、ユーロといった先進国通貨のような取引量の多い通貨ペアを選びましょう
FX市場では、売りたい人と買いたい人が出会い、価格が決まります。
取引量が多いということは、取引に参加する人も多いということなので、
売りたい人・買いたい人を見つけることが簡単です。
つまり取引量が多い通貨ペアは、需要と供給のバランスが取れているので、
比較的急激な変動が少なく、値動きを予想しやすいのです!

一方、ロシアルーブル、タイバーツといったあまり馴染みのない新興国通貨を含んだ通貨ペアは、
取引量が少ないので、取引に参加する人はあまり多くありません。
そのため、「買いたい」時に「売りたい」人が、「売りたい」時にも「買いたい」人が見つからない場合もあります。
つまり、需要と供給のバランスが不安定で、急激な変動が起こりやすいので、
値動きの予想がしづらく、初心者にはかなりハードルの高い取引になるでしょう。

FX初心者は、「新興国通貨で勝負だ!」と冒険はせずに、まずは取引量の多い先進国通貨で経験値を積みましょう!

スプレッドが狭い

まずスプレッドについて簡単に説明します。
スプレッドとは売値と買値の差のことで、
1回取引するたびに必ず発生するコストと考えてください。

では具体的にドル円で考えてみましょう。
「ドルを売り、円を買う」ときの売値が99.997円、
「円を売り、ドルを買う」ときの買値が100.000円だとします。
この売値と買値の差である0.003円=0.3銭がスプレッドです。
大した額ではないと侮るなかれ!
1,000通貨の取引を1日10回すれば(0.3銭×1,000通貨×10回=30円)、
年間にすると10,950円のコストが、たとえ利益が出なくてもかかってしまいます!
FXを始めたばかりで利益が出るかわからない状態であれば、スプレッドは狭い方が良いですよね?
ちなみにこのスプレッド、FX会社や通貨ペアによって異なるので、比較・検討しましょう!

情報が豊富

為替相場は各国の景気や雇用、物価などに関する経済指標や
国や政府の代表等の要人の発言によって、急激な変動をたびたび起こしています。
なので、通貨ペアの対象国の情報がなければ、値動きの予想もできません。
日本にいても、ニュース番組や記事などで馴染みのある国であれば情報を入手することは簡単です。
しかし、情報があまり入ってこない国の通貨だと、手探りで取引しなければならないので、非常に危険です!
何も知らないで取引を始めた途端、紛争が起きて為替相場が急激に変動するなんてことも有り得ます!
まずは、情報を入手しやすい馴染みのある国の通貨から取引を始めましょう!

結局どれを選べばいいの?

では、FX初心者はどの通貨を選べばいいのでしょうか?1番のおすすめは「ドル円」です!
なぜなら、通貨ペアを選ぶ3つのポイントをすべて満たしているからです。

まず1つ目の、取引量の多さについて。
「ドル円」は世界第二位の取引量を誇ります。
また、同じく取引量の多いユーロやポンドと比べて急激な変動が起こりにくく、初心者でも扱いやすい通貨ペアといえます。

次に、2つ目のスプレッドの狭さについて。
ドル円のスプレッドは、数ある通貨ペアの中で最も狭いのでチャレンジしやすいですね。

最後に、3つ目の情報の豊富さについて。
「本日の円相場は『1ドル=100円50銭』です。」といったニュースを観たり聞いたりしたことがありますよね?
このようにドル円の情報はもちろん、アメリカの情報は他の通貨ペアの対象国に比べて情報を入手するのが圧倒的に簡単です。

では、ドル円で取引する場合、どんな情報をチェックすべきなのでしょうか?

1つ目は、日米の金利差です。
為替相場と金利には密接な関係があります。
たとえば、日本で金利が下がると日本円でお金を預けていても利益が少ないので、
円を売ってドルを買う動きが強まります。
これは、金利が高い通貨へお金が流れるという性質があるためです。

2つ目は政治経済の情勢や米大統領の発言などです。
たとえば、アメリカにおける失業者の増加や貿易収支の悪化が報道されたり、
米大統領が経済について弱気な見方を示す発言をしたりすると、
ドルを持つことへの不安からドルを手放し、安全な国の通貨が買われる傾向にあります。
大規模災害や暴動などの有事にも注意が必要です。
こうした情報を把握したうえで、ドル円相場の推移を観察すれば、初心者でもすぐに値動きの感覚が掴めてくるでしょう!

ただし、先進国通貨ならば初心者にすべておすすめできるわけではありません!
例えば、ポンドはもともと値動きが激しい上に、イギリスのEU離脱問題をきっかけに、思いもよらない動きをします。
先進国通貨のペアでも、影響を受ける経済指標や値動きの特徴が異なるので、取引の難易度も様々です。
初心者はまずドル円を攻略しましょう!